【植物肉】は、アメリカのビヨンド・ミートが製造、開発している事で知られるようになりましたが、日本ではまだ知名度は低いです。
一般的には「ソイミート」と呼ばれることの方が多いようです。
2020年の東京オリンピックをきっかけに、ビーガン( 絶対菜食主義者・純粋菜食主義者 )が多い外国人客を呼び込むために、メニュー開発が進みそうです。
しかし、今現在でも【日本】の植物肉は結構あります。メーカーによっては昔から大豆由来の代替え肉を作っていた所もあります。
目次
「植物肉」と名前を聞いて、美味しそうだなとイメージする人は恐らくあまりいないと思います。
まずは、植物肉の説明から始めます。
☑コトバンク、知恵蔵miniによると
大豆や小麦などの植物性たんぱく質を肉状に加工した食品。「人工肉」「擬似肉」「代替肉」などとも呼ばれる。健康志向や環境保全、動物愛護の観点に基づく肉食離れ、将来的な食糧危機への懸念などから、近年は欧米を中心に植物肉への関心が高まっている。米サべージ・リバー社が2013年より提供している「ビヨンド・ミート」、米インポッシブル・フーズ社が19年より米国で提供予定の「インポッシブル・バーガー」など、本物の肉の味や食感に近い植物肉の商品化も進みつつある。日本企業の参入も増えており、世界的な市場の拡大が見込まれている。
その植物肉で世界で知られているのが「 ビヨンド・ミート 」です。日本の植物肉を紹介する前に、今話題のビヨンド・ミートから紹介します。
【会社概要】 Beyond Meat ホームページより google翻訳を使いました。
Beyond Meatは、米国で最も急速に成長している食品会社の1つで、革新的な植物ベースの肉のポートフォリオを提供しています。 私たちは、植物から肉を直接作ります。これは、消費者が人気の動物ベースの肉製品の味、食感、その他の感覚特性を体験できると同時に、植物ベースの肉製品を食べることの栄養上の利点を享受できる革新です。 私たちのブランドコミットメント「Eat What Love」は、植物由来の肉を食べることで、消費者が好きな食事をより多く楽しむことができ、そうすることで、人間の健康に関する懸念に対処するのに役立つという私たちの強い信念を表しています。気候変動、資源保護、動物福祉。 画期的なイノベーションモデルと製品の成功により、一般的に動物由来の肉を食べる人を含む幅広い消費者にアピールすることができ、1.4兆ドルの世界の食肉業界で直接競争することができました。
こちらの製品のページをgoogle翻訳しました。
☑Beyond Burger
GMO、大豆、またはグルテンを含まない牛肉のように見える世界初の植物ベースのハンバーガー。
☑Beyond Beef
牛ひき肉の汎用性、肉質、ジューシーさを実現した世界初の植物ベースのひき肉。
☑Beyond Sausage
ポークソーセージのすべての食欲をそそるジュージューとジューシーな満足感を提供するミッシングリンクは、植物性タンパク質のすべての利点を備えています。
☑Beyond Beef Crumbles
牛ひき肉のレシピに最適な美味しいクランブル。
それでは【日本】の植物肉を紹介していきます。
国産の植物肉を作っている3社+1社を紹介します。
名前の通りお肉を使用していません。
メーカーHPより引用します。
商品ラインナップ
☑デミグラスタイプハンバーグ
トマトペーストや赤ワイン等を使ってお肉不使用のデミグラスタイプソースに仕上げました。
☑チーズインデミグラスタイプハンバーグ
お肉不使用のデミグラスタイプソースと
チーズのような豆乳クリームが相性抜群!
※チーズのような豆乳クリームを使用しています。
☑ソーセージタイプ
大豆を使用し、お肉を使ったソーセージのような食感や味を実現し、
燻製による風味豊かな香りも楽しめます。
パックごと電子レンジ調理可能。
ゼロミートは、全国の一部コンビニ・スーパーのチルドお惣菜売り場でもお買い求めいただけます。
上記のようにありますが、私が住んでいる群馬県では一度も見かけていません。今現在は、都会のほんの一部でしか売っていないのかもしれません。
こちらの「ゼロミート」公式通販サイトからも購入できます。
関東で送料(税込み)が960円かかります。「2019/12/02現在」
120年を迎えた健康食品の会社です。
☑企業理念 HPより引用します。
三育フーズは米国の世界総会本部に所属し、世界各地に同系列の工場を持つ食品会社です。社名の三育とは、知育“教育”、徳育“心”、体 育“健康”の3つのバランスのとれたライフスタイルを目指して名づけられており当社の商品は穀物・卵乳菜食のポリシーを掲げて、おかげさまで120年を迎える事が出来ました。健康に良い食べ物は穀類、堅果類、果物、野菜、海藻類などのバランスのとれた食事にあるとの考え方から当社では植物たんぱく食品、豆乳、クッキー、ゴマ加工品などの製造をしております。現在約120種類の食品を製造し、心と体のバランスのとれた真の健康に寄与させていただきたいと心から願っております。
植物肉の商品は非常に多くあります。その中で一部紹介します。
☑グルテンバーガー(大)
●グルテンバーガーは菜食の方(純菜食(ビーガン)対応可)、肉食制限の方、美容に関心のある方をはじめ、健康を心がけている方々のための植物性たんぱく食品で、料理の素材として作られています。
●グルテンバーガーは、小麦たんぱくと大豆たんぱくを主に、本醸造醤油、植物油脂、酵母エキス等を加え、ひき肉状に加工した植物性たんぱく食品です。コレステロールの心配がありませんので安心してお召し上がりください。
☑大豆のハム
●「大豆のハム」は、健康を心がけている方のために、大豆たん白を主原料に卵白を加えて作られたハム風の植物性たん白食品です。料理の素材として、和・洋・中華などのどんな料理にもよく合いおいしく召し上がれます。
●動物油脂、肉エキス、肉フレーバーなどは使用しておりません。
●保存料、殺菌料は使用しておりません。
☑リンケッツライト
●「リンケッツライト」は、大豆たん白を主原料にこんにゃく粉等を加え、ウインナーソーセージ風に加工したヘルシーな食品です。
●菜食の方、肉食制限のある方、美容に関心のある方、健康を心がけている方々にもおすすめできる植物性たんばく食品です。
●お肉をまったく使わず、コレステロールゼロの商品に仕上げています。「リンケッツライト」はこのままでも軽く炒めたり、ホットドッグやお惣菜、サラダ等にもおいしくお召し上がりいただけます。現行のリンケッツより36%カロリーオフ
入数:12本
その他にも色々な大豆たんぱく食品があります。
こちらの三育フーズ食品の専門店でも買えます。
マルコメと言えば味噌をイメージする方が多いと思いますが、「ダイズラボシリーズ」というものがあります。
マルコメHPから引用します。
☑商品特徵
「ヘルシーを、もっと美味しく」をコンセプトにした”ダイズラボ”シリーズ。
脂質や糖質、カロリーや栄養バランスなど、現代人が抱える栄養面の課題に向き合い、
お肉や小麦粉の代わりとして大豆のお肉や大豆粉を毎日の食生活に取り入れやすい形にしてお届けします。
「ダイズラボシリーズ」
この中で、今回のテーマに合う「大豆のお肉」の一部を紹介していきたいと思います。
☑ダイズラボ 大豆のお肉 ブロック
大豆の油分を搾油して加圧加熱・高温乾燥させてできた、お肉の代用品として使える大豆のお肉。湯戻しや水切りなしでそのまま使えるレトルトタイプです。大豆の栄養を手軽に食べられ、高たんぱくでお肉と比べるとカロリー・コレステロールが低く、低脂質。動物性原料不使用で、唐揚げや酢豚、カレーなど様々な料理に使えます。
☑ダイズラボ 大豆のお肉ミンチ 乾燥タイプ
栄養豊富な大豆を原料とし、加圧加熱・高温乾燥して作っています。お肉の代わりとしてハンバーグ・麻婆茄子・ミートソースなど、様々な料理にお使いいただけます。
☑ダイズラボ キーマカレー 中辛
温めてご飯にかけるだけで手軽に食べられる、大豆のお肉が入ったキーマカレーの中辛タイプです。大豆のお肉の他にひよこ豆、ピーマンを加え、21種類のスパイスを使用しスパイシーに仕上げました。豆腐や厚揚げとあわせても美味しく食べられます。化学調味料は使用していません。
他にも様々な商品があります。
こちらのマルコメ公式オンラインショップでも買えます。
日本経済新聞のHPによると
「NatuMeat(ナチュミート)」のブランド名で3月に「植物肉」に参入するようです。
テレ朝ニュースのHPによると
ハムやソーセージの他、ミートボールやハンバーグなども販売します。
価格は6枚入りのハムで税抜き217円だそうです。
今現在、店頭で簡単に手に入りそうな物はあまりないようです。来年あたり新商品が次々と出れば、簡単に手に入るかもしれません。
「植物肉」と検索すると健康に悪い、ほぼ肉の味など色々と出てきます。実際に食べて見ないと分からないので、近いうちにいくつか試しに食べてみたいと思います。
それでは食べたらまた紹介したいと思います。
☑おすすめ記事