2020/9/7更新
「景気のバロメーター」と言われる原油ですが、株を始めると気になり始めると思います。
毎朝のニュースで、「NYダウ平均」「米ドル」の次に発表されるやつです。
「1バレル何円」という感じで毎朝聞いていると思います。
それで今回は原油の買い方について紹介します。
目次
原油を手軽に買うのなら「投資信託」と「ETF」というものがあります。
今回は「投資信託」の説明と「ETF」の説明は省きます。
どんな金融商品があるかを紹介したいと思います。
☑私が使っているSBI証券で買える原油を例に紹介していきます。
☑ファンド名
UBS-UBS原油先物ファンド
☑銘柄コード 1671
銘柄名 WTI原油価格連動型上場投信
☑今回紹介した「投資信託」と「ETF」は、一番よく使われている「WTI」という数値に連動するものです。
ウエスト・テキサス・インターメディエットの略(WTI)で、アメリカ合衆国のテキサス西部とニューメキシコ州南東部で産出される原油のことです。
需要が高いことから、原油の価格の指標としてよく扱われています。
よく朝のニュースで、「原油が1バレルいくらとか聞きますよね?」
このバレルとは「weblio辞書」の「三省堂 大辞林 第三版」によると
☑バーレル [1]【barrel】
〔樽(たる)の意〕 体積の単位。イギリスでは36ガロン。アメリカでは31.5ガロン、ただし石油の場合は42ガロン(約159リットル)。バレル。
つまり朝のニュースでは、「原油(WTI)、約159リットルがいくらですよ」と言っているわけです。
他にも原油の種類は色々あります。
他に調べたい方は「原油 種類」と検索すれば探せます。
一般的に投資の世界で、「原油と言えばWTI」と思っていただければよいと思います。
「原油価格」と検索すれば色々と出てきますので、お好みのものを探してみるといいと思います。
「探してみたけど、どれもパッとしなくて見づらかったよ」という方向けに個人的にいつも見ているサイトを紹介します。
☑こちらのサイト「世界の株価と日経平均先物」です。
まずは、赤い□で囲った「原油価格」を選びます。
選択するとこのような画面に切り替わります。
「今日の世界株価指数」が「WTI原油先物~」に変わったのが分かると思います。
その画面から下へ「スクロール」していくとこんな画面が出てきます。
取引をしている時間は「リアルタイム」で原油価格が更新されていきます。
この画面の「チャート」を見ると良いと思います。
ちなみに「チャート」では色んな期間でのチャートが見られます。
そのままの表示の「日足」ではこんな感じです。
2018年から今現在の「WTI(原油)価格」が見られますよね?
もっと長い期間を見る場合は、赤い□で囲った「日足」をクリックして「週足」にしてみましょう!
「週足」にするとこんな感じになります。
今度は、2009年から今現在までの「WTI(原油)価格」のチャートが見られたと思います。
個人的にはこのサイトが一番見やすいと思います。
個別銘柄は分かりにくくて難しいので、「日経平均に連動するもの」「NYダウに連動するもの」を買う方が多いです。
バリエーションの一つとして「WTI(原油)に連動するもの」を持ってもいいのではないかと思います。
仮に買う時は、投資信託でもETFでも、売りたい時に上手く売れなくならないように「出来高」が多いものにしましょう!
他にもETFがありますので、簡単に比較します。
今回紹介した「WTI原油価格連動型上場投信」以外に、
☑1690 「WisdomTree WTI 原油上場投資信託」
☑1699 「NEXT FUNDS NOMURA原油インデックス連動型上場投信」
があります。
連動指標や出来高、信託報酬などが違うので、気に入った物を選んでみて下さい。
最後に3つのETFの10年チャートとWTIを比較します。
☑1671 「WTI原油価格連動型上場投信」
☑1690 「WisdomTree WTI 原油上場投資信託」
☑1699 「NEXT FUNDS NOMURA原油インデックス連動型上場投信」
☑WTIチャート(上記3つと期間が少し違います)
一時マイナス価格になった原油ですが、今現在はあまり連動していないようです。
特に原油ブルには注意が必要です!
正確に言うとETFではなくETNです。
ETNの説明に関しては、気になる方は「ETNとは」と検束してみて下さい。
☑2038 NEXT NOTES ドバイ原油先物 ダブル・ブル ETN
1671 「WTI原油価格連動型上場投信」の2倍に近い値動きをします。
上がるときは2倍近くになりますが、下がるときも2倍に近い値動きとなります。
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