この先どっちに株価が動くが分かりませんが、もしもの時の対策や「もう株価が上がる見込みはないんじゃない?」という時に利益を出す投資のやり方を紹介します。
以前こちらの記事「株価が【下がる】と儲かる!下落相場はベア(インバース)型ETFとVIX」でも書きましたが、日経平均を対象にもっと詳しく説明していきます。
目次
☑ETFに関してよく分からない方は、こちらの記事「株の初心者向けは個別銘柄よりETFがおすすめ!もちろん経験者も」で、確認してみて下さい。
具体的にどんなETFがあるかを紹介します。
私が使用しているSBI証券を例に紹介していきます。
今回紹介するETFは、インバースという、対象の指標が下がると上がるETFです。
簡単に説明します。
インバース(Inverse) とは「逆の、反対の」という意味です。
投機的な短期売買を行うのに適しています。
目先の株価が下落すると考える時、相場に不透明感があり、先行きを見通しにくい状況で、資産価値が一方的に下落することを最小限に食い止めるために活用するという方法もあります。
ただし、相場が逆の方向(上昇)に動いたときには、損失も大きくなるので、注意が必要です。
詳しくは、こちらの「SMBC日興証券」HPで確認できます。
☑赤枠で囲った上から5つが、日経平均に連動する「インバース型のETF」です。
☑銘柄コード 1357
NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信
☑銘柄コード 1360
日経平均ベア2倍上場投信
☑銘柄コード 1459
楽天ETF−日経ダブルインバース指数連動型
☑銘柄コード 1366
ダイワ上場投信−日経平均ダブルインバース・インデックス
☑銘柄コード 1571
NEXT FUNDS 日経平均インバース・インデックス連動型上場投信
出来高の多い順に並べました。
最後の1つを除いては、ダブルインバースという、2倍の値動きをする商品です。
☑日経平均が1%下落で2%上昇などの値動きです
それでは例に、一番出来高の多い「日経平均ダブルインバース」と「インバース」を見ていきます。
それぞれ一銘柄ずつの紹介です。
☑SBI証券のデータから引用します。
☑過去6カ月のチャート
☑過去5年のチャート
これを見て分かる通り、長く持つものではありません。あくまでも短期で持つものです。
☑過去6カ月のチャート
☑過去5年のチャート
こちらもダブルインバース同様に、長く持つものではありません。あくまでリスクヘッジの短期勝負です。
最後に日経平均の過去5年のチャート
これを見て分かる通り、単純に逆の動きをしているだけではありません。
今回紹介した日経平均の、「ダブルインバース」と「インバース」は、上手く活用できれば役立ちます。
あくまでも、大きな危険の対処法として、少しだけを短期間持つというのが良いと思います。
時間と共に価格が落ちていくようなので、その点は十分に気を付けて下さい。