先日、金のETFが連動しづらくなってきたかなと感じたので、ETFから現物の金へ乗り換え始めました。
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とりあえず、金の現物を買うのに簡単な方法はないかと調べていたら、私の使っているSBI証券で買える事が分かりました。
下記のSBI証券の「金・銀・プラチナ」という所で買えます。
*参考画像元:SBI証券
金の現物を買う場合は、株の取り引きをする口座とは別に「金・プラチナ」取引口座を開設する必要があります。
株の取引き口座を開いている方なら、すぐに開設できると思います。
ちなみに、保有数量が一定数量になった時点で、現物転換請求ができるようです。
SBI証券の場合は、買い付け時に手数料が売買代金の2%(税別)かかります。
売却時、年会費、保管料などの、他の手数料はかからないようです。
金を売った時の所得は、譲渡所得となり、総合課税の対象なので確定申告が必要になります。
☑金を売った時の譲渡所得の計算方法
・保有期間5年以内
短期譲渡所得=売却価格-(取得価格+譲渡費用)-特別控除50万円
・保有期間5年超
長期譲渡所得={売却価格-(取得価格+譲渡費用)-特別控除50万円}÷2
こちらのSBI証券リンクに書かれています。
☑譲渡所得の計算 一例 手数料などは入れずに計算しました
・100万円の購入で保有期間5年以内300万円で売却(短期譲渡)の場合
300万-200万-50万=譲渡所得150万
・100万円の購入で保有期間5年以上300万円で売却(長期譲渡)の場合
(300万-200万-50万)÷2=譲渡所得75万
金を売った時の所得が分かったら、今度は税金の計算です。
給与所得などの他の所得と合計して計算します。
☑所得税の速算表
課税される所得金額 | 税率 | 控除額 |
---|---|---|
1,000円 から 1,949,000円まで | 5% | 0円 |
1,950,000円 から 3,299,000円まで | 10% | 97,500円 |
3,300,000円 から 6,949,000円まで | 20% | 427,500円 |
6,950,000円 から 8,999,000円まで | 23% | 636,000円 |
9,000,000円 から 17,999,000円まで | 33% | 1,536,000円 |
18,000,000円 から 39,999,000円まで | 40% | 2,796,000円 |
40,000,000円 以上 | 45% | 4,796,000円 |
所得税の速算表は、国税庁のサイトから引用しました。
所得税の他に、もちろん住民税もかかります。
数年は金を売却するつもりはありませんが、売却した時にかかる税金や申告が必要なのかどうかが気になり調べてみました。
株の分離課税で約20%(所得税15%・住民税5%)の税金とは違い、税率が高いのは知っていましたが、保有期間が5年超で譲渡所得が半分になるのは知りませんでした。
私自身もよく理解していないので、分かりづらい所、間違っている所もあると思いますが、何となく雰囲気は理解できたと思います。
これからは、株、金の現物の他に、FXや仮想通貨等にも分散投資していく予定です。
色々と勉強する事が増えそうです。
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みな特徴が違うので、自分に合った物を選ぶとよいと思います。