2020/8/7更新
「Amazonから普段来ないようなメールが届くんだけど、これって詐欺?」
「Amazonのメールにしては安っぽいし、迷惑フォルダに入っていて、やっぱり詐欺だと思うけど何か不安だ」
そんな疑問を解決していきます。
本記事を書いている私は、Amzonを装った詐欺メールはこれで2通目、JCBを装った詐欺メールも届いたことがあります。
☑記事の内容
・実際にどんな詐欺メールが届くのか?
・本物のメールとどこが違うのか?
それでは、今回届いたAmazonを装った詐欺メールを見ていきましょう。
目次
実際にこんなメールが届きました。
件名は「Amazonプライムの自動更新設定を解除いたしました」です。
Fromを見た時点で「?」だと思います。
「secure.access」って何だか分かりませんよね?
たいていは、一発でどこからのメールか分かるようになっています。
更に、Fromにカーソルを合わせると送信元のアドレスが「fpwhxh@amazon.co.jp」と表示されました。
☑次にメールを開いて見てみます
一見よくできているように見えます。
しかし、文字が青くなっていて、一見リンクが貼ってありそうな「こちら」にはリンクがありません。
「会員情報の管理ページで確認」にはリンクが貼ってありますが、「support.amaques.com」というよく分からないリンクが貼ってあります。
商品注文時のメールです。
Fromが「Amazon.co.jp」になっています。
Fromにカーソルを合わせると送信元が「auto-confirm@amazon.co.jp」と表示されました。
メールを開いた中身の方のリンクも、基本的には「https://××.amazon.co.jp」から始まった長いURLでした。
こちらのリンク「Amazonヘルプ」で確認出ます。
「Amazon.co.jpからの連絡とフィッシングの見分け方について」が書かれています。
今回は、送信情報の違いから詐欺だと分かりました。
下記が、実際にAmazonが使用している送信情報です。
画像引用元:Amazonヘルプ&カスタマーサービス
他にもSMSからの詐欺もあるようなので、Amazonを利用している方は、一度見ておいた方がよいです。
実際に来た、Amazonプライムの自動更新を装った詐欺メールの紹介と見分け方でした。
見分け方をまとめると
・詐欺メールだと思ったら送信元のアドレスを確認
・分からずにメールを開いた場合は、リンク先を確認
・それでも分からなければ、Amazonで確認
このような方法で詐欺メールかどうかを見分けることができます。
誰の元にも来る可能性があるので、「私は大丈夫」と思わないで、しっかり対策をしましょう!
2020/6/19にも再び同じようなメールが届きました。
2020/6/23 懲りずにまたまたまメールが届きました
JCBの詐欺メールと同じ組織からのメールだと思います。
FROMが「an@jcb.co.jp」になっていました。
件名は同じく「Amazonプライムの自動更新設定を解除いたしました!」でした。
今までは「青い字のこちら」のリンクがありませんでしたが、今度はリンクが追加されています。
心配な方はAmazonのメッセージセンターで確認するのが良いでしょう!
FROMが「no-replay@amazon.co.jp」になっていました。
再び「青い字のこちら」のリンクがなくなりました。古いバージョンの詐欺メールの様です。
前回とほぼ同じです。
FROMが「no-replay@plrrlvw.asia」です。
内容は同じです。アドレスが違うだけです。
FROMが「qtebcmh@amazon.co.jp」です。