今までに下記のようなHSP関連の色々な記事を書いてきましたが、刺激に敏感で他人との境界線が薄いため、確かにHSPはストレス耐性がないかもしれません。
HSPがストレス耐性がないからと言って、現実的にストレス耐性を上げようとしても難しいでしょう。
一般的な事へのストレス耐性がないからといって、別にHSPが劣っているわけではありません。
今回は、普通の方には耐えられないストレスで、HSPの方にとってはストレスになりにくい事もあるという事を紹介していきます。
では、ストレス耐性がないHSPにとって耐えられるストレスとはどんなことでしょうか?
一般の方が耐えられないストレスで、HSPの方がストレスと感じにくい事の代表的な事というのが、一人でいる、一人で何かをすることではないでしょうか。
コロナ禍で外へ遊びに出る機会が減り、色々な人たちとの集まる機会が減りましたが、HSPのあなたはどう感じましたか?
多少は不便になったりはしていますが、特別にストレスを感じる事はないのではないでしょうか?
かえって、「面倒くさいどうでもいい人付き合いがなくなって良かった!」という方もいるのではないでしょうか?
個人的にHSPだと思っている私は、上記のように感じています。
しかし世の中には、大人数で集まって騒いだりできないで、大きなストレスを溜めている方も多いようです。
人それぞれ耐えられるストレス、ストレス耐性が違います。
「あの人は、よくこんな事に耐えられて凄いなぁ」「私には絶対にあんな事は耐えられない…」と思うこともあるでしょう。
逆に、あなたがストレスとも何とも感じずにこなせる事でも、あの人にとっては苦痛でしかないという事もあります。
何にでも耐えられる人、何にも耐えられない人もいないでしょう。
ストレス耐性がないといわれるHSPですが、単純に耐えられるストレスの種類が違うという事だけです。
「耐えられないストレスは頑張ってどうにかしよう!」と言われたこともあるでしょうが、人間は根本的には変わらないと思うので改善は難しいです。
そんな事を言う方も耐えられるストレスが違うだけで、頑張ってもどうにもできないストレスがあるはずです。
元々ストレス耐性がないHSPが、何でも耐えようとするからすぐにダウンしてしまいます。
みんながみんなストレスを感じる事が違うので、自分にとってストレスが少ない環境を探してみるとよいでしょう。